9年前の声
高校の同窓生・・・吹奏楽部で1年と少し
当時から声楽に長けていた
彼のやさしい なつかしい声が
スピーカーから流れてきた
CDジャケットの写真は
当時に比べればかなりふっくらとした
しかしやさしく整った顔立ち
卒業してからすでに40年の歳月が流れている
彼の活躍は
私の住まいする大阪での文化芸術に関する受賞
郷里での文化活動など聞き及んでいた
その彼がCDを出していたことを
最近になって知った
声楽家としてのクラシックだけでなく
ポピュラーソングのCDも出していた
希少CDということで店頭では手に入らず
ネットで探して入手した
プロとしての美しくも柔らかな声
離島の学校を訪問して回ったり
郷里の山間に音楽の風を送ったり
自らの持てる力を
存分に発揮しているように思われる
私のライフワークは何だろう
自分の持っている力で
人をはげましたり
人にやすらぎをあたえたり
そんなふうに生きていけたらすばらしい
誤解、ねたみ、嫌悪、排斥・・・
この1年の間に
私の周りに渦巻いたこれらの雲を
しばし忘れたひととき・・・
スピーカーの声は
9年前の彼の声
しかし今年も
彼がプロデュースする
郷里の音楽祭が始まっている
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